そろそろ過去問に手を出そう
9月も終わり、夏休みの総整理や補強もできたところで、次に何をやろうかと思案している受験生は多いと思う。
「次に何をやろう」と悩んでいる人は、この時期に一度過去問を解いてみよう。
青本が出ているような大学なら、青本。
東京大学〈理科〉前期日程 2014 上(2013〜2009―5か年 (大学入試完全対策シリーズ 7)
- 作者: 駿台予備学校
- 出版社/メーカー: 駿台文庫
- 発売日: 2013/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
残念ながら赤本が出ていないなら、仕方ないので赤本。
東京大学(理科-前期日程) (2014年版 大学入試シリーズ)
- 作者: 教学社編集部
- 出版社/メーカー: 教学社
- 発売日: 2013/05/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
赤本と青本なら、断然青本をオススメする。
赤本は解答作成した著者が誰だかわからないし、ひどい解答・解説が散見されるのはよく聞く話である。
対して、青本は駿台予備学校が威信をかけて作っているので、しっかりとした解答・解説になっている。
全く解けなかったとしても、数カ月後にはちゃんともう一度解き直さないといけないので、解説がいいものを入手しておいたほうがよい。
今完璧に解ける必要はない
この時期にどれくらい解けていればいいか、というと、半分も解けていれば上々だ。
得意科目なら6〜7割欲しいけど、苦手科目は3〜4割くらいできていれば本番で5割くらいには底上げできる。
最終的に、2月に7割取れれば合格するので、今は部分的にできる問題があって、全く手がつかない問題もある、くらいでいい。
そう、本番ですら満点を取る必要はない。
何が足りないのかを知る
今の時期、何が足りないのかは人によって違う。
・実は基本に穴があって、そこが原因で解けない。
・基本的なことは満面なくそこそこできるのに、演習が足りない。
・大学の要求するレベルが高く、もう一つ上のレベルが必要。
上のような例が大体定番で、それぞれにあったやり方がある。
これは、自分で解いて、自分で実感するしかない。
ゴールまでの距離をここで一度冷静に見つめなおすためにも、浅く広くやったかなと思うこの時期に一度過去問で距離を測ろう。
関連記事:赤本の使い方