2013-01-01から1年間の記事一覧

そろそろ過去問に手を出そう

9月も終わり、夏休みの総整理や補強もできたところで、次に何をやろうかと思案している受験生は多いと思う。「次に何をやろう」と悩んでいる人は、この時期に一度過去問を解いてみよう。 青本が出ているような大学なら、青本。東京大学〈理科〉前期日程 2014…

この本で大丈夫ですか?

これはこういう仕事をしていて、よくある質問のひとつ。 大抵の場合の答えは決まっていて「うん。まずはやってみ」となる。 大抵は大丈夫。 とんでもなくマイナーな参考書持ってきて、これはどうなんだっていうのがたまにあるのと、到達点と自分の今のレベル…

得意を伸ばすか、苦手を潰すか

これは受験生にとって永遠のテーマかもしれない。 というより、大学に入り、更に大学院に入ってからもこれは現状として付きまとう問題。 他人の勉強を見ていても、自分の勉強をしていても痛感するけど、これは結論としては後者が優先。 あくまでも自分の感覚…

微積分 基礎の極意

理系難関大を受ける人、微積分の強化にはこの一冊を!微積分/基礎の極意―大学への数学作者: 栗田哲也,福田邦彦,坪田三千雄出版社/メーカー: 東京出版発売日: 2000/03/25メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 88回この商品を含むブログ (9件) を見る標準レベ…

化学I・II標準問題精講

難関大志望者は過去問をやる前にこれをやる。 問題数は絞ってあるけど、その分1問が重く、解説もしっかりしている。 赤本をやる前に、標準問題から一歩先の演習を積むならこの本が最適。化学I・II標準問題精講作者: 鎌田真彰出版社/メーカー: 旺文社発売日: …

高橋和浩の物理電磁気必出問題の解法

「電磁気がとにかく苦手でできない、力学はできるのに……」「電磁気のところだけ模試で丸々白紙だ……」と、嘆く人用の問題集の紹介。高橋和浩の物理電磁気必出問題の解法―合格点への最短距離 (大学受験Do Series)作者: 高橋和浩出版社/メーカー: 旺文社発売日:…

入試物理良問と要点

為近の物理1・2解法の発想とルールと一緒に使える問題集。入試物理良問と要点作者: 為近和彦出版社/メーカー: 学研教育出版発売日: 2010/07/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログを見るあんまり有名じゃないけど、一応解法の発想とルールと…

センター明けにやるべきこと

センター試験が終わり、いよいよ私立の一般試験や、国立の二次試験に向けて動き出すときが来た。 そこで、センターが終わったあとの一ヶ月弱でやるべきことをまとめてみる。 第一志望の過去問を解く 当たり前だけど、もちろんこれは外せない。 できなかった…

為近の物理1・2 合格へ導く解法の発想とルール

東大・京大を始めとする難関大を受ける人の入門書。 物理が得意な人は、ここから始めよう為近の物理1・2 合格へ導く解法の発想とルール―力学・電磁気作者: 為近和彦出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2009/07/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回…

化学の新研究

東大でも、京大でも、この本に載っている事項から出る場合がほとんど。 赤本で聞いたことがないもの、分からないものが出てきたときの最終手段 大学受験の化学はかなりマニアックなことまで、ほとんど載っている。化学の新研究―理系大学受験作者: 卜部吉庸出…

滑り止めの赤本をやるべきか

結論から言うと、本命の赤本を一旦放置してでもやるべき。 たとえ、自分は第一志望が東大で「早慶なんて余裕」と思っていても、それはただの志望校でしかなく、東大生ではない。 たしかに、東大生の中には赤本なんて一切やらずに早慶の問題は余裕で解けるし…

物理I・II応用実戦講座

標準レベルの良問で演習を積むなら、これ。漆原晃の物理物理I・II応用実戦講座―合格点への最短距離 (大学受験Do Series)作者: 漆原晃出版社/メーカー: 旺文社発売日: 2005/10メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る以前紹介した、…

理系数学で微積分がよく出る理由と計算力の大切さ

文系数学と理系数学の最大の違いは、微積分の出題頻度にあると思う。 これは、大学に入ってから理系に進めば理由はすぐにわかるんだけど、先に知っておくと納得して勉強できる。微積分がほぼ確実に出る理由は単純で、理系では、微積分をものすごく多用するか…

文房具は受験生の商売道具

受験生にとって、参考書以上に大切なものがある。 それは、文房具だ。参考書は日によって使わないものもあるけど、シャーペンや消しゴムは使わない日はない。 なので受験生からすると、必須アイテムといってもいい。とはいえ、小学校に入学して、高校3年生な…