文房具は受験生の商売道具
受験生にとって、参考書以上に大切なものがある。
それは、文房具だ。
参考書は日によって使わないものもあるけど、シャーペンや消しゴムは使わない日はない。
なので受験生からすると、必須アイテムといってもいい。
とはいえ、小学校に入学して、高校3年生ならもう12年、それぞれのこだわりがあると思う。
基本的には自分にとって一番使いやすいものを、使いやすいように使ってもらえれば構わないんだけど、参考までに自分が試してきたものをいくつか紹介する。
センターなどのマーク式試験では鉛筆を使うべし
センター試験はもちろん、私大の試験でも今はマーク式の試験が多い。
ひねくれ者の自分はシャープペンシルで挑もうと思っていた。もちろん、ひねくれ者以外にも理由はあって、鉛筆は計算しているとすぐに丸くなってしまうし、センター試験で数学の余白で計算しないといけないことを考慮すると、すぐに太くなるのは致命的に思えた。
さらに、鉛筆は普段使い慣れていないので、違和感があり、指が疲れてしまうのではないか、という心配もあった。
けれど、本番ではそれでも鉛筆を導入した。
今でもあるのかはわからないけど、願書か受験票に何度も「シャープペンシルではなく鉛筆を用いること」と書いてあったので、きっと何か理由があってのことなのだろうと思ったから。
これのからくりは知ってるかもしれないけど、鉛筆とシャープペンシルの芯の成分は微妙に違うらしく、コンピュータで読み取ったときの反応が微妙に違うらしい。
結局は、少なくともマークのときだけは鉛筆を使ったほうが無難ということだ。
もちろん、計算用に普段使い慣れたシャーペンも一緒に用意しておいて構わない。
筆圧低い人(特に女の子に多い)は、濃い目の鉛筆を用意しておくように。
オススメのシャーペン
グリップが柔らかいものが好きな人向けはこれ
三菱鉛筆 シャープペン ユニアルファゲル クルトガ 0.5 レッド M5858GG1P.15
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自分が3年くらい愛用している。
受験生時代からゲル系のシャーペンをずっと使ってきた。
クルトガは、書き味に慣れるまでちょっと違和感あるんだけど、使い慣れると文字の太さが安定する。
たまにシャーペンをくるりと回す手間が省けるのが地味にありがたくなる。
硬いグリップが好きな人は、製図用がオススメ。
ステッドラー シャーペン 製図用 0.5mm シルバー 925 25-05
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硬めのグリップが好きな友人が何人かいるけど、そういう人に人気なのはこういった製図用のシャーペン。
重心のバランスがいいらしい。自分は使ったことないから、なんとも言えないけど。
別に、100円のシャーペンでもいいんだけど、ちょっと値段張るものは、それだけの価値があるし、自分にあったペンを使えば勉強は必ず捗る。
騙されたつもりで、一度ちょっといいシャーペンを試してみるといい。
商売道具なんだから、少しくらいこだわってもバチは当たらない。
ノートかルーズリーフか
これもよく論争になるテーマだし、人によって違うけど、使い分けなんじゃないかと思う。
書き換えの必要がほとんどない
ある程度時間が経過しても繰り返して読む
→ ノート
書き換える可能性がある
一時的によく使うが、数ヶ月もすればたぶん読まなくなる
→ ルーズリーフ
という使い方が自分は最近使いやすい。
具体的には予習用のノートや、自分なりの計算や解法をまとめたものはルーズリーフ、予備校のテキストの板書はノートといったような使い分けとなる。
ノートの長所はなくさない、まとまりがあるというのがある反面、書き換えや差し替えなどがしにくい。
ルーズリーフは全く逆で、差し替えや、書き換えはすぐにできるけど、バラバラになったりする危険性がある。
なので、ルーズリーフは一時保管用で、ノートは完全保存版という形でとっておくのがきっと良いんじゃないかという結論に至った。
というわけで、オススメのノートを幾つか紹介。
コクヨ キャンパスノート ドット入り罫線 5冊パック B5 B罫 30枚 ノ-3CBTNX5
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東大生がうんたらと胡散臭いけど、書きやすいのは確か。
これ使ってから、普通のノートで書くとものすごく字が汚くなるように感じる。
これのルーズリーフも同様に書きやすい。
コクヨ キャンパス ルーズリーフ さらさら書ける ドット入り罫線 B5 B罫 100枚 ノ-836BTN
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あと、ノートで書きやすいのはツバメ。
高級感のある質感と書きやすさは、他のノートでは味わえない。
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売っている店は限られる上に値段も張るけど、理系科目はA4のノートを使うと実は使いやすいんじゃないかと思う。
というのも、国立の二次試験の本番の解答用紙はA3の紙を横にして使う(少なくとも自分が受けたところはそうだった)ので、本番に近い書き方になる。
それと、単純に長い数式が書きやすく、見開き2ページ以内にほとんどの問題の板書がおさまる。
あとで読み返すときに、問題が3ページ以上に渡ると読みにくいので、その解決案としては大きな紙のノートを使うことを提唱する。
それとルーズリーフを使う場合、バインダーを使うことになると思うけど、そこで重大な注意がある。
バインダーはリングが金属製のものを使うように
安物のプラスチックだと、紙を綴じているうちに壊れたり、うまく閉まらなくなることがよくある。
というか、ほぼ確実になる。なので、リングは金属製のちょっと高いやつを買ったほうが後々を考えたらお得。
今まで書いたものが、バラバラになって落ちていく絶望感は半端ではない。
コクヨ バインダー ノート カラーパレット B5 26穴 最大100枚 青 ル-311-4Z
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例えば、このシリーズなんかはリングがしっかりしているから、移動中にバラけたりはしない。
数百円ケチらないで、使うならちょっといいやつを買おう。
あと本当にどうでもいいけど、計算用紙は無印良品の落書き帳が書きやすい。
計算は、安っぽい紙のほうがしやすい気がする。
そんな個人的にオススメの文房具のお話でした。