システム英単語の使い方など
前記事から書いているが、自分は最初のステップとして「ターゲット1900」を800語くらいやり、そのあとに「システム英単語」にとりかかることにした。
結局、3つの単語参考書を順番に使うことになったが、そのほうがより多くの知識が定着すると考えたからだ。使いやすい参考書を使うべきだが、自分のように上智や慶応などの英語が難しい大学を受けた人間にとっては、これくらいの攻略法が必要ではないかと思う。
![システム英単語 (駿台受験シリーズ) システム英単語 (駿台受験シリーズ)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51j79coHbSL._SL160_.jpg)
- 作者: 刀祢雅彦,霜康司
- 出版社/メーカー: 駿台文庫
- 発売日: 2011/11/01
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システム英単語を選んだのは、ターゲット1900よりも単語ごとの知識量が多くて、レイアウトも見やすいと思ったからだ。ターゲットは基本的に1語につき意味が1つだが、システム英単語は派生語などもカバーしている。複数の意味をマスターしていかないと上智クラスは攻略できないと塾の講師にさんざん言われたので(確かに実際そうだった)、買った6月末から9月頃まで毎日使った。
勉強の仕方
ミニマルフレーズを読む
これはもう完全に自己流だが、この単語帳に書かれているミニマルフレーズというのを、ひたすら読んで読みまくる、という方法。
ターゲットと違い、単語ごとに短いフレーズの例文が掲載されている。TOEIC用として最適な「DUO」も例文は凝っているが、受験用にスムーズに覚えるにはシス単のミニマルフレーズのほうがちょうど良いと思う。
毎日50〜100語と決めて、それを繰り返す
毎日50〜100語くらい範囲を決めて、合間合間に何度も読むようにする。この100語というのは、毎日次に進むのではなくて、2週間と決めたらその2週間はまったく同じ100語をやるようにする。そうしないと、繰り返す意味がないし、繰り返さないと頭に残らないから。2週間と決めたら1日1回やって満足しない。1日3、4回は目を通すようにする。これが面倒に感じるのだけど、割りきって何度も見る。
アクセント、発音記号を一緒に覚える
自分は、センター対策としてアクセントや発音記号も対策したかったので、これらの読み方や法則なども一緒に勉強した。100語くらいを2週間くらいかけて覚えたら、次の範囲にすすむ。次の範囲をまた2週間やる頃には、前の範囲の記憶が落ちてくるので、今度は前の分もあわせて復習した。
とにかくたくさんの回数読みまくるというのは、自分の勉強法の中心。この習慣を1学期で身につけるようにしたのが、かなり大きかった。
ある程度覚えたら意味を隠して確認していく
目に焼き付けるのが第一ステップ。ある程度覚えてきたら、徐々に隠しながら意味を思い浮かべるようにする。
覚えやすい単語、覚えにくい単語の差が出てくると思う。
覚えにくい単語は×をつけておいて個別に後で攻略
覚えにくい単語が必ず出てくると思う。相性の問題っぽいけど、人によってまちまち。この覚えにくい、なかなか意味が出てこない単語は×をつけておき、別途復習する。
たとえば、100語次の範囲に進んだのと同時並行で、いままでやっていた100語のうち×をつけたものだけを復習していくようにする。ここでは日本語の意味を見てもいいので、何度も繰り返しチェックして覚えられるようにする。覚えてきたと思ったら、覚えた単語につけた×を◯で囲って、残りの×をつぶしていく。この繰り返しを継続的にやっていけば効率良く覚えていけると思う。
CDは使う?
付属でCDもあるけど、自分は使わなかった。使っていた友人いわく、倍速再生バージョンが収録されているので、iPodに入れて何度も聞いたら覚えやすかったとのこと。ただし、DUOみたいにひとまとまりの英文ではなくて、単語やフレーズを繰り返し読んでいくタイプの音声。イントネーション自体は綺麗とのことなので、アクセントや発音記号を覚えるための手助けにはなるはず。最終的には、自分がそのイントネーションで使いこなせればベスト。
シス単 使い方まとめ
1.毎日50〜100語と決めて、それを繰り返す
2.覚えにくい単語は×をつけて個別攻略
3.CDは発音アクセント対策用に