四字熟語対策

大学によっては国語の知識問題をかならず出題する学部もあるが、知識問題だけを対策するのはちょっと面倒……というのは誰でも思うところ。四字熟語が毎年出されるなら対策を進めておくべきだが、どの本を使えばいいかを紹介しておきたい。

国語便覧を使う

高校で資料用として使っている国語便覧は収録数や解説の有無で一番受験向きだと思う。ネットで四字熟語を調べると受験に出ないマニアックなものまで載せているサイトもあるのだが、国語便覧は高校生の学習用に抜粋されているし、実際便覧に載っていない四字熟語はほとんど出題されることはない。

便覧が手元にある人は新たに参考書を買うより、便覧で対策をしてしまったほうが早いかも。文学史対策の内容もまとまっているし、使えないということはないと思う。

勉強法

漠然と読んでいても退屈なので、最初は読みながら書き取り練習をする。漢字と同様、書いているうちに意味も一緒に覚えていくのが一番楽だと思う。

ある程度進んできたら、グルーピングして知識を整理しよう。たとえば、似た意味を持つものを頭の中でいいので整理する。「十人十色」という四字熟語なら「千差万別」というように。反対の意味になるもの同士、数字を使った四字熟語など、分け方は色々あるとおもう。グルーピングに慣れてくるとパッと思い浮かぶようになって、忘れにくくなるはず。