英語長文の勉強法

長文の勉強法として、自分は以下の方法で乗り切った。

一学期:A4一枚程度の長文に慣れる

高3一学期の時点で、まだまだ難しい文章を読むことができていなかったので、ページ1枚程度の長文読解をマスターすることを目標にした。

長文を読むときに、設問を解くのはもちろんなのだが、自分がわからなかった英文にチェックを入れるようにした。単語の意味を調べていっても、訳し方がわからない英文。これは、英文の構造を解釈することができていないわけだから、解釈の仕方を勉強しないとわかるようにならない。チェックをいれつつ、その部分を参考書で何度も読んだりした。長い文章のときは、何回かノートに書き写してみたりして、なるべく体で覚えてしまうのがいいと思う。人それぞれですが、自分は書き取りという方法でマスターしていきました。

二学期:長めの読解を繰り返しやる

11月くらいまでには、センター試験くらいの長文は比較的余裕をもって読めるようになった。長文読解の参考書は片っ端から7冊くらい手をつけてみたけれど、特に役に立ったと思うのは以下の参考書。

予備校で国立志望の人がよく使っていたので、私大志望の自分もちゃっかりやってみたら、けっこう良かった。現役で合格を目指す人にとっても、ちょうど無理なく取り組めるボリュームだと思う。

英文構造の理解をするためには、「基本的な理解の仕方を理解する」必要があると思うが、そういう意味で構造解釈の基礎を教えてくれる本。載っている英文は確かに難しかったりもするが、変な難しさではなく、基本規則をどう応用すればいいかを考えるのに適した難しさであると思った。解説は詳しくて、理解しやすい。大学での英語の授業にも、何気に役に立つとは思わなかった。

ちなみに、この本は英文の暗唱用にも適している。暗唱して英語学習をしていくタイプの人には特におすすめ。