独学で大学受験を受ける人のためのZ会

Z会は口コミ、実績ともかなりの評判をもつ通信教育。大学受験にあたって予備校などにいかず、独学で難関合格を目指そうと考えている人にとっては、とても力になる。もし評判などを見てZ会を検討しているなら、以下のメリットなどを参考にしてほしい。自分は予備校との併用だったが、予備校との違いなどを踏まえて書いてみる。

Z会と独学の相性は良い



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偏差値70程度を目指している人にとって、一番実力をしっかりつけられるのはZ会だと思う。自分はZ会の参考書を頻繁に使い、高校での受験期間にZ会を利用していた。口コミの通り、教材のレベルが高く、長い目で見て本当の実力をつけることができたと思っている。

メリット1.小論文添削と通信教育の相性の良さ
特に国語、現代文だが、自分は小論文&論述をZ会の教材で何度もお世話になった。小論文は確かに本屋にいけば参考書が揃っているし、ネットで評判の高いものも多数ある。しかし、参考書だけだと客観的に自分の文章を添削するのが難しい。

たとえば自分は要約の際、「てにをは」をうまく使い分けることができず、かなり苦戦した。添削だとそういったかなり細かい部分まできちんとアドバイスをもらえ、最終的には絶対にこれなら通る!というレベルまで磨き上げることができた。

難しさ

レベルは全体的にやや高め。偏差値を10、20上げていこうと思うとかなり苦労する。

しかし、中堅50~60前後からの伸びはZ会の教材を使うのが最も良い。独学する人間にとっては、通信教育での添削がモチベーションの面でも相当ためになると思う。

システム

1.Z会から毎回テキストが送られてくるので、問題を解いて、送り返す。
2.Z会から添削した答案が返却されてくる(詳しい解説冊子がついてくる)
3.解説を見ながら間違いや解答プロセスなどを確認する

メリット2.添削は随一というくらい詳しいすごいなと思ったのは、返却されてきた答案の添削。こどものころ公文式をやっていたことがあったが、小学校低学年時代にやってもらっていた簡単な丸つけとは全然違い、かなり赤が入る。

自分の解答3:添削の解説7というくらい充実した添削がなされていた。丸付ける側も相当力を入れて添削してくれているのだろう。

それと、予備校と併用していたので分かることだが、自分の自信のない解答を添削する人がきちんと把握してくれたうえで、ピンポイントでアドバイスしてくれる。

自分は前にも書いたが小論文の文章をつなげるのが苦手で、短文は書けるのにひとつづきのパラグラフにどうしても出来なかった。段落とは何か、接続語をどう使えばいいかなどかなり熱のこもった添削をしてくれた。

こういうピンポイントなアドバイスは、こちらの解答をじっくり診てくれるZ会ならではである。

おすすめの使い方

Z会だけですべて万全な対策ができるか」どうかは、その人によるのでハッキリ言えない。というのも、Z会も他の参考書や塾の指導とおなじようにあくまで「自分がどう使いこなすか」が大事だからだ。自分の勉強法を徐々につくりあげながら、補助的に使っていくのが良い。

▼参考:通信教育としてのZ会はおすすめか
▼参考:Z会の速読英単語を使う
▼外部リンク:大学受験コース教材見本