苦手科目でもZ会でできるか?

Z会は一般的には難しいといわれる。苦手科目をZ会でやるべきかどうかだけど、目指すのが難関大であればZ会でも構わないと思う。「構わない」という言い方をしたのは、それが個々人のやる気の問題だから。

苦手科目の克服はやる気次第

苦手科目の有無は、受験ではとても重要なファクターになる。他の教科で偏差値が良くても、ひとつ苦手があると合否に関わってしまうと思う。受験は1点差で勝負がつくこともあるから。

もし苦手だと思う科目があるなら、まず何より苦手の克服に全力を注ぐべきで、そのためにZ会を利用すべきかどうか。

自分の意見は、苦手の克服を「本気で」意識しているなら、Z会をやる価値は大。通信教育はモチベーションに比例して効果が出るものだからだ。苦手の克服ならごく基礎的な予備校の授業を取るという手もある。が、予備校は単科だけ取るよりセットで安くなるコースになっていることが多い。また、講師によっても内容がまちまち。家庭教師や個別指導も然りで、苦手に特化して教えてもらえるけれども、講師が良いかどうかで運が左右してしまう。

Z会の教材自体にブレがないのと、質問しまくれば分かるようになるまで教えてくれるから、その辺は頼りにしてもいいと思う。

メリット・デメリット

結局どの方法であれメリット・デメリットがあるんだけれども、自分で苦手を何とかしよう、って強い決意がもてるならZ会がいい。添削で勉強法について質問してもいいし、電話とかメールで先生に直接相談するってのも出来ることがあるので……そこまで出来るうえで、個別や家庭教師よりコストが段違いに安いしね。

コース自体は選べるので、まずは一番基礎的なスタンダードで始めるのがいいと思う。学校が進学校で難なく学校の内容がわかるならハイレベル以上、それ以外ならスタンダードで基礎をつけたら上のレベルに変更って、感じで。

自分の苦手の克服の仕方

ちなみに、苦手の克服の仕方は、とにかく逃げずに毎日基礎的な演習を何度も何度も繰り返して、基礎的な部分を芯から自分で理解すること。これに尽きる。自分も英文法が最初苦手だったが、とにかく時制や五文型など基礎の基礎を何度も勉強して、最後自分で人に説明できるようになるまで繰り返し勉強した。たしかに辛い。辛いし、楽しくない。が、回数に比例して苦手意識が消えたのと、自分と同じように苦手意識持っている人もいるんだろうなあ、って思いながら続けているうちに楽になった。

誰でも苦手があり、苦手のない受験をできる人はラッキーな少数。でも受験合格した人の大多数が「努力をした普通の人」なわけで、とにかく苦手との向き合い方次第だと思ってます。