英単語の派生語を覚えるタイミング
- 作者: 鉄緑会英語科
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2009/08/08
- メディア: 単行本
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たとえばinformという単語。おそらく派生語まで掲載するタイプの単語帳(鉄壁、速読英単語のようなリストタイプ)なら、
- informative
- informed
- informer
- informant
- information
- informatory
あたりも一緒に載っているだろう。この場合、まとめて全部おぼえようとすると時間がかかる。
むしろ、informとinformationが最初に覚えたい単語なのでこの2つだけを重点的に見て、覚えるまでは他の派生語は読み飛ばす。
2つを覚えたら順次派生語を覚えていく、という風にステップ分けすると良い。知識の効率的な身につけ方は、重要な大きな要素をまず覚えて、それから些末的な細かい部分を付け足していくという方法だからだ。
リストタイプの単語帳は派生語を含めてずらっと単語が並んでいるけど、まずは重要な単語だけをさらっていったほうがいいと思う。漠然と使っていると気づかないんだけど。
ターゲットみたいにバラバラに出てくるランダム型は別に気にする必要はない。ターゲットは手早く覚えるための単語帳だし、いざとなれば各単語の隅に派生語を自分で書き足していったっていい。
難関狙いなら速読やリンガメタリカのようなリスト型に切り替える場合もあるだろうから、その時「たくさん量があるな」と感じたら、上のステップ分けを意識すれば良いはず。