成績が伸びないときの勉強法の再考

漢文や漢字など、勉強すればすぐに成果が出るものもあれば、英語のようになかなかすぐには結果が現れないものもある。正しい勉強法を続けていればどこかで急激に効果が出るものだから、間違っていないと思うのであればその方法を続けていくほうがいい。

逆に自分のやり方が不安であれば、勉強の仕方を再考してみるといい。目的に合わせて再考してみると整理できるはず。

・ノートなどに書いて覚えたい→書いて覚えるのが目的。無駄に丁寧に書いて時間を潰してしまっていないか
・見やすいまとめノートを作りたい→何度も見直すのが目的。何色も色ペンを使い過ぎて、見返したくないノートになっていないか
・単語カードを作って覚えたい→単語カードを使い、単語を覚えるのが目的。作って満足していないか、作るのに時間をかけすぎていないか

などなど。勉強するときには必ず「目的」を達成することが重要なのだ。やってるうちに何が目的だったかを忘れてしまわないように。「初志貫徹」である。

夏くらいまでは勉強法を試行錯誤して、自分がやっていけそうな勉強法を見つけよう。自分に合った方法は人それぞれだけど、他人のやりかたを研究するのは効果的。ただし、表面を真似するだけじゃ駄目。その方法がどんなやり方で、どんな目的にむかう方法なのか。どんな良さがあるのか、といったところまで深く観察すること。