現代社会の勉強法2-具体的な勉強法

センター現代社会を受ける人用に、現社の勉強法をまとめてみる。勉強法1で概論を書いたけど、じゃあ具体的にはどうやって勉強していくのがいいか。

重要語句の整理、ノートの活用

センターにしろ高1、2での現代社会の勉強法にしろ、基本は重要語句の整理とノートの活用。

重要語句は教科書の重要語レベルのもので、まずはこれを理解しておく。世界史や日本史同様、重要となる部分を覚えて、他の些末的な知識に手を広げていくのが一番効率がいい。

ただし重要語句を覚える過程で、混同してしまいやすい部分はノートを使って何度もまとめておく。たとえば、ギリシア哲学における哲学者がそれぞれ何を主張していたか、また様々な国の政治の仕組みなど(大統領制だとか議会政治だとか)、といった箇所だ。これらは混同しやすいので、重要語句だけ、というより重要語句として出てきた時点でノートに整理しておく。箇条書きにまとめておいて、テスト前や暇のあるときに集中的に見直しすると忘れにくい。


時事問題

時事関係は大学受験にかぎったものでなく、大学に入って以降もプラスになることが多いから、興味を持てるかどうかがカギではないかと思う。昨今の日本の政局だとか、震災だとか、国際社会での重大事件だとか。

ビンラディンなど、過去の出来事に話を持っていきやすい話題は、出題する側も使いやすい。「2011年に米軍特殊部隊によって暗殺されたウサマ・ビンラディン氏は2001年、……」といった感じで。

時事は新聞を読むのもありだけど、このブログ的には新聞は時事を拾うひとつの手段程度にしかオススメしない。文字ばっかりだからね……。時事は別に雑誌でもTVでもラジオでも、Yahooニュースでも拾えるし、ブログでも2chまとめでも拾える。

だから、自分の読みやすい媒体で情報を集めよう。でも、媒体が偏るよりは、色んな媒体から情報を得たほうが自分の情報が偏りにくいので、幅広くアンテナを広げるといい。

一番無難なのはYahooニュースで最新の出来事を拾う方法。なぜかというと、Yahooニュースだと、その記事の下に関連項目がリンクされているから、その出来事について周辺知識まで情報を集めやすいため。

単発の出来事だけを追うより、その背景になる出来事まで追っていくと、実はすべてひとつの原因から起きた事象であったり、といったこともある。


他教科との兼ね合い

まず英国数重視で進めるのがいい。現代社会は高3からでもなんとかなるので、自分の苦手教科や完成に時間のかかる教科を先に伸ばしておいたほうがバランスよく実力をつけられる。現代社会は問題集を一冊やるだけでもいいので、まずはアウトラインを押さえつつ、他教科がある程度軌道にのってきたら一気に仕上げる、というペースでもいいんじゃないかと思う。

とりあえずは優先順位付けが大事なので、自分なりに優先度を考えて受験勉強に取り組むのがベストだ。