現代社会の勉強法1
センター現代社会を受ける人もいるはず。だいたい100時間くらいで完成できればいい。勉強法としては、参考書を選んで繰り返し読み、あとはすぐに問題集にとりかかる方法がベストだろう。漢文と同じような勉強法がオススメ。
参考書でスタート
パワーUP版 センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本
- 作者: 蔭山克秀
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2009/06/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ただ、ちょっと読み込むとけっこう書き手の方の主観や意見がちらほら見て取れるのが残念。つっても概要読み込み用なので、別に気にするほどでもないけれど。ちなみに教科の特性上、古い発行のものより最新のバージョンを買ったほうがいい。2009年度のパワーアップ版がいいだろう。
使い方
世界史受ける人は現代史とセットでやると範囲がかぶるので便利。それ以外であれば、通読を3回くらいする。何度もぱぱぱっと読む。これで10時間分くらい。読みたい!って思ったところ(あるかどうかわからないけどw)から読んでいって、少しずつ「あまり読んでない範囲」にも手を広げる方法で、何回も通読する。
通読したら、インプットはとりあえずここまで。次にテンポよく問題集の演習に進む。
問題集
問題集をやる前に、一度センターの問題を読んで感覚をつかむといい。感覚、というよりどんな問題が出されるのか、だろうか。現代社会は用語集を使うべきか迷うのだが、基本的にセンターで受験する人がほとんどだと思うので、まずはセンター過去問と一問一答集で仕上げればいい。
センターを解いてみてどんな感じなのかわかったら、東進ブックスから出ている一問一答集を使う。歴史にくらべて断片的というか、縦糸をたぐるような覚え方をしなくて済むので、通読インプット後は一問一答集をいきなり始めてしまえばいい。
センター現社一問一答完全版 (東進ブックス 大学受験 高速マスター)
- 作者: 清水雅博
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2009/05
- メディア: 単行本
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読み進めて、出来ていないところはチェック入れて、再度インプットをする。インプットするときに、頭の中で暗誦して記憶する方法を使おう。ノートに丁寧にまとめるよりは、頭に直接リズムよくインプットしていったほうがいいだろう。アウトプットは一問一答集に絞ってしまえばいい。
頭の中で暗誦する方法
その単語の説明部分を黙読し、単語の名称、単語の説明を頭の中でいいので覚える。次に、20秒くらいぼーっとしてみよう。変な勉強法だけど、続きがある。
ぼーっとした20秒後に、単語の名称と説明を再度暗誦してみる。言えればOK.言えなければ再度頭の中で覚える。そして20秒呆けて…以下略
本当は全教科でこの方法をやってもいいのだけど、現代社会はスピード勝負な側面があるから特別にこの方法をオススメしてみた。頭の中で覚えきれねーよ!って時はセンター解いたりノートに書きなぐったりして補強すればOK.とにかくスピード勝負。ちなみに漢文も同じ方法でいい。
覚えたらセンターで仕上げる
センター試験過去問研究 現代社会 [2011年版 センター赤本シリーズ] (大学入試シリーズ 607)
- 作者: 教学社出版センター
- 出版社/メーカー: 教学社
- 発売日: 2010/04/15
- メディア: 単行本
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量的に他の教科ほど時間をかけられないので、どの年度でも解きながら要領のいい解き進め方をマスターしていこう。いちおうセンターの選択肢は、論理的にこの選択肢が正しい、あるいは他の選択肢はこういう理由で間違い、というのをハッキリ説明できるようになっているので、解いていく際には「選択肢を選んだ理由・他の選択肢を消した理由」それぞれをちゃんと説明できるのを目標にすればいい。説明できる知識は完璧な知識だからである。
大学入試センター試験過去問レビュー現代社会 2012 (河合塾シリーズ)
- 作者: 河合出版編集部
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2011/05
- メディア: 単行本
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ということで、参考書→問題集→センターで100時間以内で仕上げよう。