夏期講習は他塾で受ける?
夏期講習の申し込みの時期で、単科だけでも他の塾をのぞいてみようかな……と考えている人もいると思う。
本ブログ的には他塾の講習に参加するのは大いにアリ。環境が変わって刺激を受けられることが理由だ。もう少し踏み込んでいうと、人間の学習機能と刺激との間には深い関係があるということが、最近の研究でわかってきている。
毎日新聞-学習機能:刺激減ると低下 遺伝子へ悪影響…東京大チーム
外部からの刺激が乏しくなると、学習機能に関わる遺伝子に悪影響が及び、学習機能が落ちることを、東京大の尹喜玲(インジリン)特別研究員と広川信隆特任教授のチームがマウス実験で突き止めた。この遺伝子は人にも存在し、頭を使わないほど知力が衰えることを示す成果として注目されそうだ。28日付の米科学誌ニューロンに発表した。
要は、適度な刺激が勉強効率をUPさせるということ!
2011年4月28日の新聞なので、これから検証結果がはっきりしてくるが、刺激を適度に取り入れることで学習機能が上がるのなら、夏期講習は良いチャンスじゃないか! ということ。
どこでどう受けたらいい?
自分の通う塾に申し訳ない気もするが、通っている塾にどう不満を感じているかによる。自分の塾は自習室がなくて夏休みに勉強するスペースが確保できないとか、教え方が合わない科目があって伸び悩んでしまっているとか。
そういう場合は、自習室が充実している塾を探す(大手の大きな校舎が◎。だいたいの場合、どこかの校舎で講習を取れば別の校舎でも自習できる)。また、伸び悩んでいる科目の苦手箇所を補える講座を探す。大手塾ならサイトに行けば色々と情報はあるはずなのでチェックしてみよう。
なるべく通う先は少なくすること
といって、科目ごとに予備校を変えていると大変なので、通っている先を含めて2箇所程度に絞るくらいがいい。拠点が増えると落ち着かないので……普段、自習をどこでやるかあらかじめ決めているならOKだけど、そうでなければなるべく少ない箇所で夏期講習を受講するのがいい。