大宮理の化学化学I・II明快解法講座

面白いほどシリーズの傍用問題集として使うのがベスト。

大宮理の化学化学I・II明快解法講座―合格点への最短距離 (大学受験Do Series)

大宮理の化学化学I・II明快解法講座―合格点への最短距離 (大学受験Do Series)

面白いほどシリーズだけだとどうしても問題の演習量が少ないので、基本の演習用問題集として、同じ著者の問題集をオススメする。
著者ごとに特徴というか、癖があり、せっかく面白いほどシリーズをやっているなら、同じ著者で揃えてしまったほうが、効果は高い。
問題のレベルは、基礎の典型問題ばかりで、知識の確認と、化学でのアタマの使い方を身に付けるのに、ちょうどいいレベルになっている。
この問題集を一冊こなして、解けるようにすれば、センター試験のレベルは解けてしまう。
(もちろん、9割以上をコンスタントに狙いたいなら別途センター対策は必要だけど)
ただし、国立の二次試験ではもっと思考力を要する問題が多く出題されるので、それは別の問題集を使って練習を積もう。
あくまでも、基礎レベルで、典型的な問題を確実に解けるようにするのがこの問題集の終着点。
だが、基本となる解き方をかなり丁寧に解説してくれているので、この本の問題で化学のアタマの使い方を身につけよう。
問題集の使い方としては、物理の面白いほどシリーズ+明快解法講座と似てる。
同じ著者が、解説書と基礎レベル問題集を出してくれているので、受験生はかなりやりやすくなったように思う。

セミナーと一緒に使うのもアリ

あとは、学校でよく配られているセミナーっていう問題集がある。
あれの解説がよく分からない場合、こちらを参考にしながら読んでいってもいい。
問題のレベルとしては、あちらとあまり変わらず、こちらは問題の数を減らして、解説の量を増やしたものという認識くらいでいいだろう。