早稲田の英語対策

大受験に関して書いているブログなので、早稲田についてもこれから言及していこう。学部別、教科別に少しずつ記事を書いていきたいと思う。

早稲田の英語

年度によっても学部によっても毎年傾向が少しずつ変わってくるが、基本的に赤本5年〜10年分で対策可能。英語は上智より難しくなることは珍しい。上智も志望に入れようとしている人は、上智対策のおこぼれで早稲田対策をしてもいいと思う。自分もそんな感じだったから。

英単語

まずは英単語。速単だと上級編が妥当。ただしやりきらなくてもいいと思う。長文読解量をつけるために速単をやる。

シス単派ならシス単をコンプして、あとは長文読解で出てきた単語をきちんとこなしていけばいいと思う。

単語をたくさん覚えればいいのではなくて、出てきた長文の話題についていけることが大事なのだ。言いかたを換えれば、単語はあくまで長文のトピック理解の手段でしかない。

話題についていくという意味でテーマ別に対策できる「リンガメタリカ」を使うのも手。ただし全部やる必要はない。学部の傾向にあわせて頻出のテーマの箇所を、どんな単語が出るのか知るという使い方で、読めばいい。

英文読解

他の大学同様、読解の文章は長い。ひたすら長いわりに読みやすいセンターや明治などと違い、やや思考力を試す長文もある。

あくまで読み方の基本がわかるまでは、基礎の習得に励むこと。基礎英文解釈の技術100あたりの独習に向いた参考書を使ってみて、基礎をつける。

基礎英文解釈が大丈夫なら、英文読解の透視図―大学入試あたりがより本格的な対策に向いている。ポレポレの次にこの参考書を選ぶ人もいるので、評判はお墨付きだと思う。

スラッシュリーディングやパラグラフリーディングなどもあるが、自分は使わなかった。ニュアンスがつかめればいいと思っていたから。テクニックとしてこういうのがあることは知っていたけど、本質的に力をつけないと入学後に衰えると思って、そこまで参考にしなかった。

英作文

参考書をやるより、Forestの例文をひたすら音読。音読して頭に例文が残ったら3回ずつ走り書き。

英文法を勉強しながら、それを読んで書いてを繰り返しているうちに、いつの間にか英作文は完成していた。だから英作文の参考書は使わなかった。確か11月の代ゼミ模試で英作文が英語200点満点のうち32点分あったが、32点満点だった。

「例文を読んで書いて」のうちに英文がブロックのまとまりに見えてくるはずだから、それまでは文法と英文解釈の基礎を徹底していればいいと思う。

過去問対策の進め方

基礎が完成次第、11月くらいから開始。

学部別に進めていくのがいい。国際教養、政治経済あたりから5年分やってみる。傾向をつかむより、最初は早稲田のレベルを知ること。

ちなみに赤本より青本のほうが解説がしっかりしているのでおすすめ。

早稲田大学政治経済学部 2008年版―2008-駿台 過去5か年 (大学入試完全対策シリーズ 22)早稲田大学政治経済学部 2008年版―2008-駿台 過去5か年 (大学入試完全対策シリーズ 22)
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他の教科や学部別など、別途、記事にします。