用語集の使い方その1

用語集の使い方は2つ。

1.授業の復習用として

授業後の復習は歴史の勉強の大きな比重を占める。復習する際に、板書ノートを眺めたり、教科書を読み返したりするはずだが、授業のすぐ後は習った用語も比較的耳に残っていると思うので用語集をそのタイミングで一緒に読む。

授業の復習(30分〜1時間程度)→用語集の同じ範囲を眺める(20分程度)

こんな感じで、授業の内容に関連する箇所を毎授業ごとに見る、というもの。
別に覚える必要はない。その範囲にどんな単語があるのか、また習った単語は用語集だとどれくらいの頻度なのかを知るためにやる。

☆ここでいう頻度とは、用語集において◯で囲われた数字。これはどれだけの教科書にその単語が採用されているかを表す。19なら19種類の教科書に載っている単語だから超重要語で、1なら19種類の教科書のうち1冊にしか載っていない、マニアックな単語。早稲田あたりはわざわざ1や2の頻度の用語を拾って、選択肢問題の1つとして使ったりする。

2.受験後半、難関大対策用として

難関私大なら用語集の頻度が1や2のものも覚えると差がつけられるだろう。センターだったら7とか8あたりが中心になるだろうが、私大難関なら用語集を最後に通読しまくるのもあり。また、一問一答系の参考書と併用して使うのがいいだろう。

一問一答の問題集をパラパラと解きながら、インプットできていないと思ったら板書と用語集セットで確認。これだけで、細かい知識もたくさん記憶できるはず。