英語長文は音読すべき?

中学・高校の英語教科書はいつも中間期末前に音読して覚えるようにしていた。量も多かったが、音読してフレーズごと頭に入れることで学校のテストにはだいたい対応することができた。

受験でも音読は効果的な学習法だから、どの教科でも音読をするといい。英語長文は量が格段に増えるが、復習のときにノートの見直しやポイントの確認が済んだらあとは何度も音読すべき。

長文学習の意義は構文・文法の理解と文脈力を鍛えることだから、学校のテスト対策のように内容を覚えようとしなくていい。ただ、音読することで英語のリズムが自然に身についてくるし、何度も何度も読み返すことで、なかなか覚えにくい英熟語の対策にもなる。

だいたい一つの長文につき時間があれば10回も音読すれば十分だろう。時間のあるときに思い出したようにやればいい程度の頻度でいい。眠いときに音読をやって頭を起こすようにしてもいいと思う。