大学受験で漢字対策をやる必要はあるの?


漢字学習は必要ある。また、漢字対策するメリットもある。だから絶対にやるべき。というのがこのブログのスタンスです。
4つほど理由を挙げてみます。

理由1:東大でもセンターでも出題される

自分の志望校の過去問をみて、漢字問題があるなら対策したほうがいい。
何が出るかわからないし、「出来る」と思っていざ本番では出来なかったりするのが受験だ。
センターなら10点分、早稲田でも5点分くらいになる。東大ならもっと高い配点だろう。
この1点で勝敗が分かれることにもなるのだから、対策するべき

◯参考:2011年入試問題より

東大前期:魚がねる
早稲田法:権利をホウキする

理由2:そんなに時間がかからない

漢字の参考書については別の記事にまとめたのでそっちを参考にしてほしい。
所要時間ははっきりいって古典の学習より少なくて済む。
すでにある程度書ける人は、書けない漢字だけ重点的にやればいい。
2ヶ月くらいを目安にして、難関校の問題でも間違わずに書ける程度に対策する。

理由3:他科目の勉強に役立つ

漢字を勉強していると、漢字がすぐに頭にイメージできるようになる。
その結果、漢字の単語を覚えるスピードがあがる。

日本史で検非違使というのが出てくる。読めるか読めないかで、
この単語を覚えるスピードも違ってくるはずだ。

化学でも「濾過って書きたいけど濾の字がわかんない!」となるとする。
「考慮の慮」にさんずいをつけた漢字だったかな……という風に覚えておけば、
すぐに思い出せる。

理由4:読解力、記述力があがる

語彙力が増えて、読解スピードがあがるし、小論文などでも漢字が書けることで
より分かりやすい文章を書けるようになる。これは、やってみると実感するはず。

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漢字を使う機会は、受験に限った話じゃない。

漢字単体でみると軽視されてしまうけれど、将来的に漢字を身につけておいて
よかったと思うことのほうが多くなるだろう。

ってことで、ぜひ学習しておきましょう。

参考:おすすめの漢字対策参考書