システム英単語ver2とBasicの違い

システム英単語はver2とBasicの二つがある。どちらを使うか、違いを知っておく必要がある。

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センターまでならBasicでも可

図にまとめてみた。難易度別にステージに分かれており、4ステージ目のEssential Stageまでやれば一応センター試験は十分というのが実感。

私大難関志望ならAdvance以降もやる必要があるが、中学レベル〜高1,2年で学んだ単語に不安があるなら、Basicからやればいい。

両方やってはいけないというわけではないので、BasicをEssentialステージまで進めて、Advance以降をVer2でやるのがいい。重複しているステージもあるが、そこは復習用としてやってもいいし、直前期だったら飛ばしてしまってもいい。

受験では基礎力が問われているわりに、基礎の部分をおろそかにして失敗してしまうケースが毎年目立つ。英語を根本的に伸ばしたいという人で、伸び悩んでいたら、基礎が抜けているからだ。それなら、Basicをまず手に取って、自分の抜けていたところをしっかり埋めてからでも遅くはないと思う。

ターゲット1900とシス単で迷っている人はVer2を

ターゲットとシス単で迷う人がいるが、そういう人はまず受験最重要単語をおさえたい人だと思うので、それならVer2をおすすめ。上に述べたように、Basicは基礎レベルが充実しているので、基礎をきちんとおさえたい人向けだ。中学レベルは身についているのでセンターレベルを目指したい人はVer2から始めて問題ない。

ターゲットとシス単の比較

☆ターゲットは一語につき一意味を覚えるのに向いている
システム英単語は一語につき複数の意味を覚えるのに向いている

システム英単語のほうが情報量が多いが、覚えやすさがとにかく優れているから、使っていて苦しいとは感じなかった。大学入学後も役に立つので、迷うならシス単にするべき。

早慶レベルはどうする?

システム英単語ver2ならだいたいセンター、MARCHクラスまで十分いけたが、早慶対策用には専用の参考書を買って対策したほうがいいかもしれない。自分はDUO 3.0と速読英単語上級編をおすすめしたい。速読上級編は上智対策レベルといった感じだが、読解もあわせて勉強できるので、数をこなすのに役に立った。

ここでは基礎〜標準レベルの英単語の参考書を紹介したかったので、早慶上智対策用の参考書などについては別途紹介したい。

▼参考:システム英単語の使い方
▼早慶上智対策の英単語帳は?