受験で受かるノートの作り方その1

受験生にとってノートの取り方はいつでも気になる問題だろう。ノートが綺麗なら合格するわけではないが、伸びる方法というのも確かにある。具体的な方法と、成績が伸びるノートの取り方、そうでない取り方をまとめてみる。

授業の板書編

まずは授業の板書。授業で書かれる内容は基本的にすべて書き取るようにしよう。プリントや黒板の板書をすべて写すようにする。講師の口頭説明もメモするようにする。すべて書きとるのが基本。なぜかというと、書きまくることで授業に集中してほしいからだ。

結局、成績は授業だけで上がるわけではない。むしろ授業後の復習と、授業と並行して行う基礎学習の2つが成績UPの中心だと考えている。つまりその2つを効率よく進めるための道具として、授業のノートを使うイメージだ。

◎授業の板書をする目的A.授業の復習をするときに使う用
B.自分で勉強するときどこが要点なのかをチェックするため

授業の復習は基本3回くらいやるべきである。方法は別の記事を参考にしてほしい。回数を3回やるためには板書ノートは必須なのである。

予備校で「板書をしっかり取れ」というアドバイスがあるのは「授業ですべて理解して覚えろ」という意味ではない。
授業後の勉強をしやすくするために板書するだと考えるといい。これが基本である。

覚えるための板書(自宅学習)編

授業の板書と別に、自分でまとめノートなどを作る場合。自分でノートを作る場合、以下の2つが目的になる。

◎まとめノートを作る目的C.書くことで覚えるため
D.あとで見返すため

自分はD.が苦手だったのであまりやらなかった。世界史などでノートを作っていくときは結局作ったのに見直すことがなかったのだ。むしろ「書いて覚える」のほうが効果を実感できていたから、「汚くても書く」ようにした。

レポートパッド&水性ペンを酷使して覚える

具体的には、レポートパッドを使って雑でもいいからどんどん書いていく。書いて覚えるのが目的だし後から見返すことはなかったから雑でもいい。

プラス レポートパッド A4 G罫 50枚 RE-250G 76836

↑みたいなレポートパッドに、5mmの黒の水性ペンで書きなぐっていって、重要単語だけ赤の水性ペンで書くようにしていった。予備校のプリントをまるまる写していくのだ。

ペンは、書いた内容を視覚的に覚えやすくするために、やや太めの水性ペンを使った。濃い色、それなりに太い字のほうが目に残りやすい。太すぎると書きにくいので駄目。逆に0.25mmみたいな細いボールペンは細くて目に残らないので使うべきではないです!

パイロット サインペン スーパープチ 中字 レッド SEG-10M-R 10セット

↑みたいなペンを使用。水性で書きやすくてそれなりに太さがあるのを選びましょう。

ルーズリーフとかキャンパスノートは独学向き?

・ルーズリーフ……何枚分やった、という実感がわきにくい。レポートパッドは一枚はがすうちに目減りするため、なんか達成感がある。

・キャンパスノート(普通のノート)……「綺麗に書いてしまいそう」だったので自宅学習には使わなかった。あくまで書くことで覚えるのが目的だったので。

綺麗なまとめノートとかは「何度も読んで覚えたい派」には向いているかもしれないけど、雑に何度も書くほうが神経使わなくて楽だと思います。