受験科目での「A」と「B」の違い
日本史・世界史・地理にはそれぞれAとBという区分があり、ほとんどの大学ではBを選択する必要がある。
AとBの違いは「範囲」で、極端にいえばAのほうが内容が薄い。Aの内容はBと重複するところもあるが、Bの内容の一部にしか過ぎない。
しかしながら、大学受験だとほとんどの大学ではBのみを受験科目としていると思う。(もちろんAもあり、これは志望校の入試概要を調べればわかる)
私大文系ならほぼ「B」が必須
一定以上の大学ならほとんどBを必要としているケースが多い。Bの方が確かに知識が多いが、深いところまで学習する分、実はこちらの方が頭に残りやすかったりする。具体的なエピソードのほうが頭に残りやすいのと同じだ。私大文系なら間違えずにBを選択するようにしよう。
分類 | 日本史 | 世界史 | 地理 |
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A | 近代以降に特化 | 通史がほとんど | 地理的特色 |
B | 古代〜現代、資料問題なども | 各地域史、政治史、王朝史まで含む | 地理的知識を用いた分析や考察まで含む |
要するにAでは概略的な内容までが含まれ、Bになるとより深い内容や分析といった部分までが含まれることになる。どの教科にしてもBのほうが広く深く、また習得にかかる時間も多いということになる。
自分の志望校がAでの受験を許可している場合は、A選択を前提とした受験に特化してもいいと思う。受験情報サイトにはそういった情報がまとめて載っていたりもするから、適宜参考にしましょう。